近年は大人になってから発症するぜんそくが増えています。発作治療薬と長期管理薬によって、ぜんそくの症状の出ないようコントロールすることが治療の目標となります。吸入ステロイド薬が基本ですが、その他の薬剤も登場し、治療の選択肢は広がっています。
高血圧への対処は、食事や生活習慣の改善などで血圧を上げないようにすることが第一ですが、降圧剤の服用が必要になることもあります。
降圧剤も、漫然と用いると副作用の恐れがあります。体質や症状に適した薬剤を選び、しっかりと服薬管理することが大切で、医師の丁寧な指導が欠かせません。
狭心症・心筋梗塞・不整脈の心配をお持ちの方は、早めの正確な診断が重要です。
心電図を24時間記録できるホルター心電計(小型軽量の装置)を用いると、夜や早朝に見られやすい症状の様子をつかむことができます。
また、心室の動きや心臓内の血流をリアルタイムで容易に確認できるカラードップラー心臓エコーで検査すると、精度の高い診断が可能となります。
検査の結果、さらに心臓カテーテル検査やペースメーカー植え込みの必要がわかった場合は、当院から提携の専門病院へとつなぎます。